1.4 操作箇所
1.4.1送信部(ITF-201T)
“図1.4.1電源部、入力部、増幅部、アナログ/ディジタル変換部”をご参照ください。
図1.4.1 電源部、入力部、増幅部、アナログ/ディジタル変換部
電源部(POWER SUPPLY)
@電源スイッチ
電源の ONまたはOFF を選択します。ONのときインジケータが点灯します。
AGND端子
機器のフレームグランドです。
B1A ヒューズ(1A FUSE)ホルダ
AC電源用1A ヒューズが入れてあります。ヒューズの規格は次の通りです。
250 V 1A SLOW
入力部(INPUT)
C入力信号選択(INPUT SELECT)スイッチ
試験信号を選択します。1Hz、EXT.SIG IN、MELODY、MIC.の各入力が選択できます。
D信号入力(INPUT)端子
外部から電圧信号を入力します。入力信号選択スイッチを EXT.SIGINに設定して使用します。
Eマイク(MIC.)
内蔵マイクです。入力信号選択スイッチを MIC.に設定して使用します。
F外部マイク入力(EXT.MIC.INPUT) 端子 J101
マイクジャックを差し込むと外部マイクが使用可能になります。このとき内蔵マイクは切り離されます。入力信号選択スイッチを EXT.SIG INに設定して使用します。
G方形波1Hz(RECT 1Hz)
方形波1Hz信号を発生します。入力信号選択スイッチを1Hz に設定して使用します。
Hメロデイ(MELODY)12スイッチ
メロディは 2 曲用意されています。入力信号選択スイッチを MELODY に設定して使用します。
ITPlO3、TPlO4端子
試験信号をモニタします。
増幅部(AMPLIFIER)
JDC ACスイッチ
試験信号の増幅器への接続方法を選択します。DCで直結となり、ACで直流成分を除去します。
K出力調整(LEVEL ADJ)ボリューム
信号増幅器出力を調整します。
アナログ/ディジタル変換部(A/D CONVERTER)
LADクロック スイッチ
AD変換する場合のサンプリングレートを設定します。
MSYNC.端子
シリアル変換された信号のデータのスタートタイミングをモニタします。
N20〜27 インシ寸ケータ
AD変換データの各ビットの状態を表示します。
OTPlO5〜TPl12、TPl13端子
AD変換データの各ビットをモニタします。
1.4.1送信部(IT卜201T)(つづき)
“図1.4.2電気/光変換部”をご参照ください。
図1.4.2 電気/光変換部
電気/光変換部(E/O CONVERTER)
PTPl17、TPl18端子
増幅部から送られる信号をモニタします。AD変換部への入力信号もここでモニタします。
Qアナログ信号(ANALOG)TBl17、TBl18端子
増幅部から送られる信号を外部機器に接続するとき使用します。
RTPl19、TP120端子
A/D変換データのシリアル変換波形をモニタします。オシロスコープでモニタするときには、ST BITを同期信号にします。
Sディジタル信号TBl19、TB120端子
A/D変換データのシリアル変換信号を出力します。
21データ選択(DATA SELECT)スイッチ
受信部(ITF-201R)へ転送する信号を選択します。
ANALOG:入力信号をアナログのまま送信します。
DIGITAL:入力信号をディジタル化して送信します。
GND :接地電位です。
22バイアスモード(BIAS MODE)スイッチ
送信信号がアナログ方式の場合とディジタル方式の場合で、発光素子のバイアスを適正に設定します。また、ディジタル伝送、アナログ伝送の指定をします。VARIABLEレンジは、バイアス調整を独自にします。
23バイアス(BIAS)ボリューム
バイアスモードが VARIABLEのときのバイアスを調整します。
24TP121、TP122端子
光素子(LED)の動作電流をモニタします。
25光出力(OPT.OUTPUT)端子
光に変換された信号を出力します。
1.4.2 受信部(ITF−201R)
“図1.4.3電源部、光/電気変換部、ディジタル/アナログ変換部”をご参照ください。
図1.4.3 電源部、光/電気変換部、ディジタル/アナログ変換部
電源部(POWER SUPPLY)
@電源スイッチ
電源のONまたはOFFを選択します。ONのときインジケータが点灯します。
AGND端子
機器のフレームグランドです。
B1A ヒューズ(1A FUSE)ホルダ
AC電源用のヒューズが入れてあります。ヒューズの規格は次の通りです。
250 V 1A SLOW
光/電気変換部(O/E CONVERTER)
C光信号入力(OPT.INPUT)端子
送信部(ITF−201T)からの光信号の入力です。
DTP201、TP202端子
フォトダイオードのバイアス電流をモニタします。
Eバイアスモード(BIAS MODE)スイッチ
送信信号がアナログ方式の場合とディジタル方式の場合で、発光素子のバイアスを適正に設定します。また、ディジタル伝送、アナログ伝送の指定を行います。
VARIABLEレンジ は、バイアス調整を独自に行います。
Fバイアス(BIAS)ボリューム
バイアスがVARIABLEのとき、バイアスを調整します。
ディジタル/アナログ変換部(D/A CONVERTER)
GTP215SYNC.端子
シリアル変換された信号のデータのスタートタイミングをモニタします。オシロスコープで波形観測する場合の同期信号として使用できます。
H20〜27 インジケータ
AD変換データの各ビットの状態を表示します。
ITP205〜TP212、TP213端子
AD変換データの各ビットをモニタします。
1.4.2 受信部(ITF-201R)(つづき)
“図1.4.4出力部”をご参照ください。
図1.4.4 出力部
出力部(OUTPUT)
JTP217、TP218端子
光/電気変換部から送られる信号をモニタします。シリアル/パラレル変換部への入力信号も、この端子でモニタします。
KO/E 出力 TB217、TB218端子
光/電気変換部から送られる信号を外部機器に接続する場合に使用します。
LTP219、TP220端子
D/A変換データをモニタします。
MD/A出力 TB219、TB220端子
D/A変換データを出力します。
N入力信号選択(INPUT SELECT)スイッチ
スピーカ増幅を選択します。
O/E:入力信号をアナログのまま音声再生します。
D/A:ディジタルデータをアナログ化し音声再生します。
GND:スピーカ入力増幅器の入力を接地します。
O音量(VOLUME)ボリューム
音声出力を調節します。
PTP221、TP222端子
スピーカ増幅器出力をモニタします。
Qスピーカ(SPEAKER)スイッチ
スピーカの接続を ONまたはOFF にします。
1.5使用機材
ITF−201光伝送実習装置で実習を行う場合、本体以外に以下の機材が必要です。
a.オシロスコープ
周波数帯域:DC〜 20MHz
推奨機種 :岩通 SS−7802
b.信号発生器
波 形 :正法波
推奨機種 :岩通 FG−350
c.ディジタルマルチメータ
推奨機種 :岩通 VOAC7411
d.直流電源
e.光パワーメータ
f.安定化光源